苦節(?)4年。やっと、やっと、やーーーーーーーーーーっと、
娘の、虫歯だった乳歯が抜けましたー!!!! 超嬉しい!!!!
娘も初めての出来事に抜けた歯を片手に大興奮!上の前歯だったので、歯抜けの超笑顔(面白い)を見せてくれました。
このように親子そろってルンルンでいたわけですが、抜けた後の歯茎を見ると血まみれで、何だか痛そう・・・。
これ、このままでいいの?
そういえば抜けた歯ってどうするのがいいんだっけ?
と、疑問が次々に沸いてきたので、今回は乳歯が抜けたあとの歯茎のケアや抜けた歯をどうするか、バッチリ調べてまとめてみましたよー!
抜けた直後のケアについて
調べてみると、大体3つの段階に分けられるようです。
● 口の中を清潔にする
● 歯茎や歯の状態を観察
● 飲食や歯磨きの時には・・・
ひとつずつ見ていきますね。
口の中を清潔にする
乳歯が抜けた後の歯茎からは、出血していることが多いです。血の量については、乳歯の抜け方によっても個人差があるよう。
まずは口の中をゆすいで清潔にしてあげます。この時グチュグチュ!と強くすると、デリケートな状態の歯茎に刺激になってしまうことがあるので、水を口に含んで出す→痛くなければゆっくりゆすいでみる、と様子を見てあげて下さいね。
それだけで血が止まらない様でしたら、柔らかい、綺麗なガーゼなどでそっと抑えて様子を見て下さい。
歯茎や歯の状態を観察
口の中が綺麗になったら、次は歯茎や歯の状態を観察します。
歯が途中で折れて歯茎の中に残っている時は要注意。
何かにぶつかって抜けたり、転んだ拍子に抜けたなど、外から力が加わって乳歯が抜けた場合に多いようなのですが、この場合は処置が必要になることもあるので、歯医者さんで診てもらうことをオススメします。
これは乳歯の中にあった根や神経の組織で、乳歯が抜ける時に歯肉に吸収される部分とのこと。
ほとんどが数日のうちに吸収され、なくなるようです。1週間以上ぷるぷるしたものが残っている時は、歯医者さんに相談してみて下さい。
歯が正常に抜けた場合、消毒などは必要ないようです。とはいえ、乳歯が抜けた後の歯茎はかなりデリケートな状態。何日間かは異常がないか様子を見てあげて下さい。
お子さんによっては歯茎が炎症を起こし発熱する場合もあるようです。また、抜けた後の歯茎が気になり、指などで触りまくって雑菌が繁殖し、炎症を起こすことも多いのだとか。
この場合はかかりつけの歯医者、または小児歯科で診てもらって、適切な処置を受けて下さいね。
- 抜けた乳歯、どうなってる?
抜けた乳歯を感慨深く見ていたら、中が空洞になっててビックリ仰天しました。しかもちょっと黒い・・・(血が変色した?)。
うちの子の前歯が虫歯だったこともあり、神経が溶けてしまったんじゃ・・・とガクブルしたのですが、これって永久歯に生えかわる時期の乳歯ではごく普通のことなんですって!
永久歯が生えてくる準備が整ったら乳歯の神経は必要なくなるので、徐々に神経が吸収されたり歯肉に変わったりするのだとか。人間の体って凄い!
乳歯が抜けたあとの飲食や歯磨き
● 飲食について
固いものやすっぱいもの、しょっぱいもの、辛いものなど、刺激が強い食べ物は控えめに。
● 歯磨き
抜けた歯の歯茎は敏感になっているので、歯ブラシで刺激をあたえると出血してしまうことも。なるべく避けてあげて下さい。
歯茎の中に永久歯の頭がはっきり見えている場合は、ワンタフト型のポイントブラシなどで優しく撫でるように磨いてあげるのも良いようです。この時も歯茎には当たらないように。
抜けた歯は、フッ素を塗布や定期健診などの時に持って行って、歯医者さんに見てもらうのも良いのだそう。乳歯の状態から色々わかることもあるようですよ。
我が家でも次回の検診の時に持って行きます。
抜けた歯はどうする?
そういえば私が子供の頃は屋根に投げるとか床に投げるとか色々あって、その通りにしたような。改めて調べてみると、4パターン程ありました。
昔ながらの言い伝えに従う(歯を屋根に投げる)
昔から上の乳歯が抜けたら縁の下や床の下に、下の乳歯が抜けたら屋根の上に向かって投げる、と言いましたよね。地域によっては「ネズミの歯が生えてきますようにー!」なんて祈りながら投げたりもするようです。
これは、上の歯は下に向かって生えるから綺麗にしっかり生えてくるように、下に向かって投げる。下の歯は上に向かって生えるから、上に向かって投げる。つまり、しっかりした良い歯が生えてきますようにという願いが込められているんですね。
先ほど出てきたネズミの歯も、ネズミのように強くて丈夫な歯が生えてくるように、という意味があるんですって。
永久歯は6歳頃に生え変わり、その後、約80年使い続けるもの。強くて丈夫な歯は宝物であり、宝物のように大事にして欲しいという親の願いも込められているんです。
現代の親世代では、このように屋根に投げたりして手元に残っていない、という人が多いようですね。
ケースにしまって大事にとっておく
最近では、《トゥースケース》というとっても可愛い専用のケースが売られているのをご存知でしたか?
楽天市場などのランキング市場では、手型や足型などに負けないくらい人気で、色々な種類が売られているみたいですよ。
楕円形の木の板に、乳歯20本分の穴が空いていて、抜けた歯をそれぞれの穴に入れ、抜けた日にちなどを書き込めるメモリアルアイテムもあるのだとか!スゴイ!
子供の永久歯が、健康で丈夫な歯で生えてきて欲しいと願う親心はみんな同じ。でも昔と違うのは、マンションなどに住む方も増えて来て、そもそも投げる場所がないという場合も多いんですよね。
初めての歯が抜ける時は、なんだかんだと大きな出来事。投げてしまうのはもったいないなーという気持ちもあるので、このトゥースケースなら思い出ごと大切にしまっておけますよね。
海外の面白い伝承をとりいれてみる
欧米では、《トゥース・フェアリー》なる歯の妖精が来て、抜けた乳歯を枕の下に置いて眠ると、歯をコインに変えておいてくれるというお話があるんです。
もちろんコインに変えるのはお父さんやお母さんなのですが、子供たちはとても楽しみにしているようですよ。
トゥース・フェアリーは綺麗な歯を欲しがっているので、「虫歯に気をつけて歯を大事にしようね」という、戒めにもなっているのだとか。
ネットで調べていた時に、日本でもコインの代わりに500円玉と変えてあげてるという方がいたのですが、自分が子供の立場だったら 超嬉しい と思いますw いいなあw
気にしない!ポイッ!
そんなの気にしないよー!ということで、抜けた歯をあっさりゴミ箱などにポイ捨てしちゃう方もチラホラ。
確かに役目が終わった乳歯より、これから生えてくる永久歯が大事ですものね。お疲れ様、と心の中で労って、処分しちゃっても良いのかも^^
後記
思った以上に長くなってしまいました・・・。ここまで読んで頂きありがとうございます。
うちの子はたまたま出血も少なくて、下からすぐ永久歯の頭が見えている状態だったので、抜けた後も比較的穏やかに過ごしていますが、炎症を起こして熱が出ちゃったりすると心配ですよね。
ここに書いたこと以外にも、おかしいな?と思ったらすぐに歯医者さんに相談して下さいね。小児も診てくれる(小児歯科を掲げている)歯医者さんなら、優しく対処してくれるはずですから^^
抜けた歯については・・・最初の歯だけ記念にとっておいて、あとの歯は昔ながらの方法に従おうかな。
子供が自分で歯を投げるのを横目に見ながら、《丈夫で 虫歯になりにくい 歯が生えますように!!!》って強く祈ろう・・・。
(虫歯にならないように対策も頑張ります、ハイ・・・)
※ 2019.05.12 追記
現在、上の子が9本ほど、下の子は4本ほど乳歯が抜けておりますが…
屋根や地面に投げるどころか、子供たちが自らとっとく!と言ってケースにしまっております。
それって親がやることじゃ?と思っているんですが、二人ともたまにケースを出して歯を見て『こんなに抜けてる!』と喜んでいるので、まあいいかと(;’∀’)
こんな楽しみ方?もあるのね、とお母さんビックリです。