こんにちは!ブログ管理人のあいねです。

先日『ナンバープレート』のことを調べていて運輸支局のホームページを見ていた時に、こんなQ&Aがあったんです。
某届け出のことについてだったのですが、

Q.実印が必要ですか?
A.認印でOK

それを見てふと、気が付きました。

…あれ、私、実印と認印の違いを説明しろと言われたら、胸を張って●●だよ!と言えない…!
(とりあえず実印はめっちゃ大事!ってな程度の知識…)

というわけで今回、改めて調べてみることにしました、実印認印意味違い

ついでにもう一つ大事な銀行印についても一緒に調べてまとめてみました。

結構テキトーに考えていたのですが、全部一緒くただとホント危険だということがわかったので…ぜひご覧ください。

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実印の意味とは?

書類と印鑑のイラスト実印とは、簡単に言うと、法的効力がある超重要な印鑑のこと。

それゆえ、1人1本しか登録することが出来ません。

(以前登録した印鑑を廃印して、新たに登録しなおすことは可能です)

ちなみにお店やネットで「実印」として売っている印鑑を買っただけでは『実印』にはならないんです。
(実印と書いてあるのは『実印(として使うのにふさわしい印鑑)』ということなんですね)

市区町村の役所や役場で印鑑登録をして初めて、実印としての効力を発揮出来るようになります。

実印が必要になるのは、

● 公的な書類作成時

● 保険や不動産、車などの契約時

● 婚姻届や出生届を提出する時

など、人生に深く関わる契約を結ぶ時(またはお金が関わる時)。
だいたい印鑑証明とセットで実印を要求されることが多いです。

登録する印鑑は何でもいいの?

ハンコのイラスト防犯上NGです!

理由は…
実印と印鑑証明があれば、本人になりすますことが可能
からです。

実は100均で売っている(朱肉が必要な)印鑑でも、役所で登録すれば『実印』になってしまいます。
安価で大量生産された印鑑を実印にするということは、悪用されるリスクがそれだけ高くなるということ。

職人さんが手作業で姓名を彫ってくれたものなど、実印にする印鑑は防犯を意識して選ぶのが大切です。

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銀行印とは?

通帳とハンコのイラスト銀行印とはその名の通り、銀行で口座を作る時に登録する印鑑のことです。

銀行印が必要なのは、口座を開設する時の他にも、

● 窓口で口座に入金する時

● 窓口で口座からお金を引き出す時

● 銀行でクレジットカードを発行する時

● 家賃や公共料
金(電気・水道・ガスなど)の口座引き落とし申請の時

など、お金に関わることに必要な印鑑なので、大変重要な印鑑というのはお分かりかと思います。

銀行が身近な存在すぎるのでついうっかり、引き出しなどにポンと入れてしまいがちですが、保管はしっかりと!
銀行印と通帳さえあれば、誰でもお金を引き出せちゃいますから!

兼用してもいい?

実印と銀行印は兼用しない方がいいです!

万が一盗難にあった場合、その印鑑一本で法的なものから金融関係まで、全ての財産に影響が及ぶ可能性があるからです。

即刻、印鑑登録や銀行印の登録を抹消して被害を防げたとしても、今度は印鑑登録のやり直しはもちろん、銀行印の登録手続きもやり直しになってしまいます…

面倒くさいから複数の銀行口座の判子を一つにして大丈夫?

ハンコがたくさん並んでいるイラスト銀行口座一つにつき銀行印1本…
正直、管理が面倒くさいですよね…

ですが、防犯上は銀行口座または各銀行ごとに1本の銀行印を用意するのが理想と言われています。

どの印鑑がどこの銀行印かわからなくなったら、銀行に行って印鑑の印影を確認してもらえますので、大丈夫です!

前述したとおり通帳と銀行印があればお金を引き出せちゃうので、通帳と印鑑は別々の場所に保管するのが良いです。

認印とは?

認印とは、簡単に言うと、日常的によく使う判子のことです。

当然、印鑑登録も必要ありません。

● 郵便物の受け取り
● 回覧板

など、玄関先でちょいっと捺印する時に使うシャチハタなども『認印』になります。

郵便物であれば受取欄に捺印することで、『受け取りました(業者側ですと確かに届けた)』という確認。
回覧板であれば、私は内容を確認しました!ということになりますね。

こうやって普段使ってる判子があるのに、わざわざ実印用に用意するのって面倒くさいから同じでいいよね?
なんてつい思ってしまいそうになりますが…

実印と認印の兼用は、絶対に避けた方が良いです!

通帳や判子と悪い人のイラスト認印は日常的によく使う判子です。
印影があれば、そこから印鑑を複製出来てしまうので、なりすましによる契約等の被害にあう可能性が高くなります。

シャチハタ

シャチハタとは、印面がゴムで出来たインク浸透印です。

朱肉いらずでポンッと捺印できる手軽さがウケて爆発的に広まり、製造メーカーであるシャチハタ株式会社の社名で呼ばれるようになったのだそう。

そんなシャチハタですが、実は実印として印鑑登録をすることが出来ません。

朱肉を別に用意しなくて良いし、便利なのになんでだろう(。´・ω・)?
と思って調べたら、色々と納得できる理由がありました…。

シャチハタが印鑑登録できない理由
● 印面がゴム製なので、経年劣化や力の加減で印影が変わってしまう
● 朱肉に比べると、インクが消えやすい
● 余りにも便利なため大量生産されており、防犯上の不安がある

印影が変わってしまうと実印と照明出来ない等の大きなトラブルに繋がりやすいんですね。

実印が必要な時って、大きな金額の物の購入や重要な契約をする時なので、これは困りますよね…(´・ω・)

三文判

三文判とは、簡単に言うと、安価で大量生産されている判子のことです。

三文判の「文」という字は、昔の日本で使われていたお金の単位。

二束三文という言葉を聞いたことはありませんか?
これは本当に三文で売れるということではなく、売値が非常に安いことを意味していて、三文判の「三文」も同様の意味で使われています。

文房具屋や100円ショップなどにもたくさん並んでいますよね。

気軽に買えるので、外出先で急に認印が必要になったり、認印を持ってくるのを忘れてしまった!という時に、家に帰らなくても100円ショップで買えるというのは、とても助かります!

  • 三文判を実印として登録してもいい?

    シャチハタと違い印鑑登録が出来てしまう三文判。
    でも三文判を実印として登録するのは絶対にNGです!!!

    実印のところでもお伝えしましたが、日常的に使うことを想定して作られている印鑑を実印として使うと、
    ● 印影が簡単に手に入るので、実印を複製
    ● 盗難にあった時に被害が拡大
    など、大きなトラブルに繋がる可能性が高くなります。

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後記

まとめ

● 実印
印鑑登録することで『実印』として法的効力を発揮する
超重要な印鑑なので管理は厳重に

● 銀行印
銀行口座を開設する時に登録する印鑑
お金に直結しているので、なるべくなら各銀行に1本用意したい
実印並みに保管をしっかり!通帳と別々に管理できると◎

● 認印
宅急便の受取など、日常的に使う印鑑
実印と兼用するのは危険!

● シャチハタ
印面がゴム製のインク浸透印
実は社名であって商品名ではない驚きの印鑑
印影が変化しやすく実印登録は出来ない

● 三文判
100円ショップや文房具屋などで販売している、安価で大量生産された印鑑
実印登録できるが、絶対にしてはいけない…

実印は1人1本しか登録できないということ、私正直知りませんでした。
もちろん我が家には私の実印は1本しかありませんが、そうやって決まっているもの、というのは考えたことがなくて。

友人にこの話をしたら、
「1人何本も実印作れたら詐欺し放題じゃん!」と爆笑されました(/ω\)イヤン

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