こんにちは!ブログ管理人のあいねです!
炒りごまとすりごま、どちらも栄養がたっぷり!というのは皆さんご存知かと思いますが、皆さんはどっちを良く使いますか?
我が家では、今はもっぱらすりごまです。
前はいりごまばっかり買っていたのですが…
前に栄養士の友人がポソッと言った、
「 ごまは炒りごまのままじゃ意味ないよ 」という言葉が忘れられなくて。
その日からすりごまばっかり買うようになったのですが、料理に使うなら、炒りごまのままの方が見栄えがいいんですよねぇ…。
というわけで今回は、本当に炒りごまのままじゃダメなのか?
炒りごまとすりごまの違いは何なのか、調べてみることにしました!
炒ったごま・すったごまにどんな違いが?
炒りごまとすりごまは、栄養価的にはどちらも同じです!
というのも、
● 炒りごま ⇒ 生のごまを加熱した(炒った)もの。
● すりごま ⇒ 炒ったごまをすり潰したもの。
なのです。
・・・・・・
・・・・・・
それだけ!?
実はそうなんです。
そのままのごまなのか、すり潰したごまなのかの違いだけなんですね。
ではなぜ炒りごまのままだと意味がないと言われたのかと言いますと…
その答えは、ごまの皮(殻?)にありました!
ごまの殻はとっても硬くて、消化吸収しきれずに排出されてしまうのだそう。
完全栄養食とも言われるくらいに栄養があるごまですが、硬い殻がついたままの炒りごまだと、その豊富な栄養をちゃんと吸収出来ないんです。
なんかすごく、もったいない…
(友人が言っていたのはコレだったんだな~)
ちなみに、ごまには白ごまや黒ごまや金ごまがありますが、これは種子の色によって区別されているだけで、栄養には大差がないと言われています。
(黒ごまには殻の部分にポリフェノールが含まれています)
ごまの効果的な食べ方!
ごまを効果的に食べるなら、
● すり鉢でする
● 指ですり潰す
● ごまミルを使う
● ゴマペーストにする
など、とにかく殻をすり潰して吸収しやすい状態で摂取するのが良いんですね。
ちなみにごまの豊富な栄養をしっかり吸収するには、すりごまよりも細かい、ごまペーストが一番なのだそう。
吸収のしやすさ順に並べるとこんな感じ(๑•̀ㅂ•́)و✧
① 炒りごま
② 指で粗めにすり潰したすりごま
③ しっかりすり潰したすりごま
④ ごまペースト
食べる直前にごまをすった方がいい?
友達とすりごまを買うのと直前にするの、「どっちがいいんだろうね?」という話になったので調べてみたら、
● 市販のすりごま
開封して空気に触れると酸化しやすくなるので、風味が変わりやすい
● 食べる直前に炒りごまをする
食べる直前まで固い殻に守られているので、その都度香ばしい風味を楽しめる
ということで、直前にごまをするのがオススメの食べ方ということでした。
我が家の場合…
炒りごまを買った時、我が家ではずっとすり鉢を使っていたのですが、すり鉢ってほんっっっっとうに後始末が面倒臭い! (※個人の感想です)
なのでごまが好きで買っても、ちょっと使っては賞味期限を切らせて捨てていたんです…。もったいない
そこで!
一念発起(?)して、2か月ほど前にごまミルを買ったら…
料理のゴマ使用率が格段にUPしました~♪
イチイチ後始末しなくてもいいし、ごまの擦りたての良い香りはするし、本当に良い買い物でした!!
後記
● 炒りごま
殻が硬くて消化・吸収しづらい
振りかけると見栄えがいい(^^♪
● すりごま
炒りごまをすり潰したもの(形状が違うだけ)
栄養を吸収しやすい
せっかくごまのことを書いたので、ごまに関する言葉を一つ。
すり鉢ですりごまを作った時、中で潰れたごまがあちこちにくっついていますよね。
この様子を、日和見で色んな人にすり寄っていくことに例えて、ごまをするという言葉が出来たのだそう。
言葉ってホントすごいですね。
この由来を知って、超納得してしまいました…