子供って、新陳代謝が活発で、老廃物の排出もスムーズで、いつもピカピカで。
臭いにおいとは無縁だと、私は思っていました(汗)
でも今、意外にも 子供の口臭 に悩むお母さんが増えているんです。
私もその一人です。子供の朝の口臭、気になっていました・・・。
というわけで今回は、小さな子供でもおこる朝の口臭、原因や対策法について、調べたことをまとめてみました!
どうぞ、サクっとご覧下さい♪
朝のニオイは夜寝ている間に作られる…
起きた直後の口臭の事を、生理的口臭というのだそうです。
生理的口臭とは
その時の体調や口内の環境、精神状態によって変わり、口の中の唾液が少なくなって細菌が繁殖するのが一番の原因と言われる口臭。
人のお口の中って暖かくて湿っていますよね。
細菌にとっても居心地が良いらしく、ものすごい数の細菌が住み着いているんです。
一説には、地球上の全人類よりもはるかに多い数とか!
Σ(゚□゚(゚□゚*)ええー!!ちょっと…
想像したくないですよね…
そのおびただしい数の細菌は、唾液でサラサラと潤っているお口よりも、乾いてカラカラになっているお口の中が大好き!
細菌たちは乾いたお口の中で活発に活動し、どんどん繁殖していきます。
そしてその繁殖する時に臭い臭いガスを発生させ、それが口臭となるのだそう。
細菌は、抗菌・殺菌作用がある唾液が苦手!
でも唾液の量が減って口の中が乾燥すると、抗菌・殺菌作用も減ってしまうんです。
唾液の抗菌・殺菌作用とは
「なんか汚なそう!」という悲しいイメージがある唾液ですが、実は唾液の成分の99.5%は水分。つまりほとんど水です。
残りの0.5%のうち、半分はカリウムやカルシウムといった無機質。
そしてもう半分の成分である有機物の中に、抗菌作用や殺菌作用のある成分が含まれているんです。
この抗菌・殺菌作用は細菌の繁殖を抑えるので、細菌が繁殖しにくくなる⇒ 悪臭ガスが発生しにくくなるという事になります。
(緊張やストレスから出るネバネバの唾液には臭いがあります)
日中、唾液は食事や会話などの刺激を受ける事によって分泌されていますが、寝ている間は口内に刺激がないので唾液の量が激減し口の中が乾燥気味になります。
この状態で、最近の子供たちに多く見られる
● 口呼吸がクセになっていて口が開きっぱなしで寝ている
● 何かの原因で鼻が詰まり、口呼吸しか出来ない状態で寝ている
と、口の中がカラカラに乾燥してしまい・・・・・・
唾液に邪魔されない細菌たちは、喜び勇んで大繁殖。
もちろん悪臭ガスも大量発生・・・・・・
その悪臭は、朝起きた時に呼気と一緒に吐き出され、「な・・・・・・なんか臭い!(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚) 」となるのです。
考えただけで辛くなってきますよね・・・・・・。
でも、大丈夫!
子供の朝の口臭は、とっても簡単なある事をするだけで、臭いを激減させられるんです!
この方法、私が(というか娘が)実証済みですよ~♪
超簡単にニオイを消す方法
それは…
うがい と 水分補給 です!
えっ、そんな事・・・? と思いますよね。
実際うがいだけでも、お口の中の細菌がだいぶ減るのだそう。
とは言っても、正直、私も最初は半信半疑でした・・・・・・。
ですが4歳の娘(風邪を引いて鼻が詰まると夜間口呼吸になり、 微妙な臭いがします・・・・・・)に試してみてビックリ!
個人差はあると思いますが、うちの娘の場合は、数回のうがいでほぼ無臭 になりました (人´∀`*).。:*+゜゜+*:.。.*:+☆
うがいの後はコップ1杯のお水を飲むと、より効果的です。
体に取り込む水分量によって唾液の量も変わってきますし、 水分を欲している口の中に、お水をゆっくり含むとそれだけで刺激になり、 唾液の分泌が促進されて口内が潤ってくるのがわかりますよ^^
たったこれだけのことですが、お口の臭いはかなり軽減されていると思います。
ぜひ試してみて下さい^^
(臭いの原因が虫歯だったり、歯周病などの他の病気が隠れている場合には効果は期待出来ないかもしれませんが・・・)
後記
● 唾液の分泌量を増やすために、こまめに水分補給をする。
● 寝る前の歯磨きをしっかりして、お口の中の環境を整える。
● 口呼吸ではなく鼻呼吸を心がける。鼻呼吸のトレーニングをする、など。
特に3番目の、口呼吸がクセになっている子が鼻呼吸へ切り替え出来ると、 就寝中も口を閉じていられて口の中が乾燥しにくくなり口臭予防に効果大です。
鼻詰まりが原因でスムーズに鼻呼吸が出来ない子の場合は、 鼻炎や蓄膿症など鼻の病気が隠れている場合もありますので、 耳鼻科のお医者さんに相談してみるのも良いと思います。
正しい治療で鼻づまりが解消され、就寝中も鼻呼吸が出来るようになると、朝の口臭は一気に軽減されると思いますよ。
長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
子供の朝の生理的口臭について色々調べましたが、 正直、私自身もドキッとした部分がありました・・・・・・
子供のためにも、自分のためにも、 無理なく効果的にケアと予防を続けていきたいです。