チューリップには色別の花言葉と、品種ごとの花言葉があるのをご存知でしたか?
色も、童謡《さいた さいた》で出てくる 赤 白 黄色 の三色に加え、ピンクやオレンジ、紫など、可愛らしい色のチューリップがたくさんありますよね!
今回はチューリップの花言葉を、色別にドーンと調べてみました♪
バッチリ覚えて、娘たちにドヤ顔で説明します ( ̄ー ̄)+ ニヤリ
花言葉と由来になったお話
チューリップそのものの花言葉は「 思いやり・博愛 」
これは、チューリップで有名なオランダの、昔のお語に由来しているようです。
チューリップの花言葉の由来
ある3人の騎士から求婚された美しい少女が、その心根の優しさから誰のことも選べず、また断ることも出来ずに困り果てていました。
悩んだ末に少女は、花の神様に自分を花に変えてもらうのですが、その花がチューリップでした。
3人の騎士は、そのチューリップを大切に育てたといわれています。
この由来を知って、チューリップに愛にまつわる花言葉が多い理由がわかりました。
チューリップ自体が、愛情(博愛?)を表す花だったのですね~。
ふっくらと温かみがあって、優しいフォルムのチューリップですからなるほど納得!です。
色別の花言葉もご紹介していきますね。
まずは良い意味を持つカラーをご紹介!
その優しいフォルムから、可愛らしい、温か味のある花言葉が多いチューリップですが、ネガティブな意味を持つ色のチューリップもあるんです。
良い意味と、悪い意味に分けてご紹介していきますね。まずは良い意味の花言葉から。
● 赤いチューリップ 愛の告白
● オレンジのチューリップ 照れ屋
● ピンクのチューリップ 愛の芽生え 誠実な愛
● 紫のチューリップ 不滅の愛 永遠の愛
● 緑のチューリップ 美しい瞳
定番の赤いチューリップの花言葉は、そのものズバリ!『愛の告白』です。
赤は情熱の色ですが、このチューリップは優しいフォルムの花なので、強い愛というよりは、温か味のある愛情のイメージですね。
オレンジのチューリップの花言葉は『照れ屋』
頬をほんのり赤く染めて、はにかむような感じでしょうか。心がほっこりするような可愛らしい花言葉です。
ピンクのチューリップの花言葉は『愛の芽生え』『誠実な愛』
ピンクのチューリップは花そのものも可愛らしいですが、花言葉も可愛いですね!
これからじっくり愛を育んでいくような素敵な花言葉ですので、好きな女性に想いを伝える時に贈る花としてもピッタリです。
紫のチューリップの花言葉は『永遠の愛』『不滅の愛』
赤やピンクのチューリップと比べると、強い愛を示す花言葉を持つ色ですね。
あなたのことを愛し続けるという意味ですので、プロポーズの時に贈る花としても人気が出て来ているようです。
ちょっと珍しい緑色のチューリップの花言葉は『美しい瞳』
瞳が印象的な女性に贈ると喜んでもらえそうな、素敵な花言葉です。
逆に目にコンプレックスを持っている女性に贈る時は、失礼にあたるかもしれないので、ちょっとだけ注意が必要な色です。
次は、贈り物としては特に注意が必要な悪い意味の花言葉です。
悪い意味を持つカラーは
黄色や白といった明るくて爽やかな色にも、注意が必要な悪い意味の花言葉があるんです。
色別に紹介していきますね。
● 黄色のチューリップ 望みのない恋
● 白いチューリップ 失われた愛、新しい愛
● 斑のチューリップ 疑惑の愛
● 黒いチューリップ 私を忘れて下さい
黄色のチューリップの花言葉は『望みのない恋』
明るくて可愛い色なのに、花言葉は望みのない恋・・・。
可愛い花なのでうっかり贈り物にしてしまいそうですが、異性にプレゼントしてしまうと『あなたの気持ちには答えられない』という意味になってしまうし、友達にプレゼントすると『あなたの恋は叶わないから諦めてね』というイヤミになってしまいます。
白いチューリップの花言葉は『失われた愛』『新しい愛』
これはそのものズバリ失恋を意味する花言葉ですね。
可憐で儚い色なので、色からのイメージはつきやすいです。
再生を意味する『新しい愛』という花言葉もあるので、失恋から立ち直った友達に贈るなら失礼にはなりませんね。
ただし、最愛の人を亡くした方に贈るのはNG。却って傷つけてしまう可能性があります。
斑入りのチューリップの花言葉は『疑惑の愛』
『疑惑の愛』の花言葉の通り、斑に入った暗い赤色が何だか怪しい雰囲気を醸し出しているチューリップです。
恋人に愛情があるなら、贈り物としては絶対にNG。『あなたが信用出来ない!』という意味になってしまいます。
(※ 斑入りのチューリップの花言葉に関しては『疑惑の愛』『美しい瞳』があるようですが、ここでは『疑惑の愛』の花言葉で紹介させて頂きました)
黒いチューリップの花言葉は『私を忘れて下さい』
こちらのイラストはシルエットなので全部黒いですが、実際の黒いチューリップは、花の部分が黒っぽいです。写真で見ると濃い暗赤や濃い暗紫に見えますね。
(⇒黒いチューリップの写真 別窓で別のページが開きます)
それにしても、花言葉が『私を忘れて下さい』
この後に切ない未来が待ち受けているような、すごく悲しい予感がする花言葉です。
品種ごとにも花言葉がつけられている
良い意味、悪い意味…いろんな花言葉が色別のチューリップには存在していますね。シチュエーションに合ったチューリップを選んでくださいね♪
ところで、実は色だけじゃなくて、品種別にも花言葉はあるんですよ。
最後に簡単にご紹介しておきますね!
● アンジェリケ 夢
● アップスター 天真爛漫
● ピンクダイヤモンド 年頃
● モンテカルロ 名声
チューリップの色ごとの花言葉が愛にまつわる花言葉なのに対し、品種別の花言葉には愛が関係ないものが多いですね。
アンジェリケ、アップスターは八重咲き、ピンクダイヤモンドは一重咲きで、全て淡いピンク色のとっても可愛らしいチューリップです。チューリップ物語に出てくる心優しく可憐な少女にピッタリのイメージですね。
モンテカルロは八重咲きでふっくらと丸いフォルムの黄色いチューリップです。こちらもとっても可愛らしいです。
今ご紹介した4つのチューリップの写真は、こちらのお花屋さんのHPに載っています。ぜひご覧になってみて下さい^^
⇒ 新潟フラワーハートさん《別窓で開きます》
後記
不勉強なもので黒いチューリップをきちんと見たことがなかったのですが、黒というよりは暗い濃紫、暗い濃赤という感じでしたね。
外で、赤やピンク、白、黄色など鮮やかな色のチューリップと一緒に咲いているなら、全体の色の引き締め役になって、とても綺麗なんだろうなと思います。
逆に黒いチューリップだけの花束はやっぱり怖いかもしれませんね^^;