ダメージのほとんどは紫外線原因なんだよ~」

ポツリと言った美容師の友人の言葉を、口を開けて聞いていた(マヌケ面な)私。

髪の痛みの原因のひとつに紫外線があることは知っていましたが、髪の痛みの原因のほとんどが縮毛矯正やパーマ、カラーだと思っていた私は、内心、大変に動揺しました。

紫外線ってことは、つまり 日焼け ですよね。

私、かなり雑な母親(汗)やってますが、一応女性ですので、顔や首、手足など見える所には日焼け止めつけていました。
でも髪は・・・

・・・どうしよう! 対策全然してなかった!!
というか髪って日焼けするとどうなるの???

というように大変驚いた&疑問が沸いたので、髪が日焼けするとどうなるのか、対策法と併せて調べてみました。

私のように髪も日焼けする(紫外線によって受けるダメージがすごく大きい)ことを知らない人も意外に多いみたいですよ!(*^-^)人(^-^*)ナカ-マ♪

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アレもコレも紫外線のダメージだった!?

体の中で一番太陽に近い位置にある頭皮や髪の毛が受ける紫外線量は、顔に比べて3~5倍以上の量なのだそう。その割に髪や頭皮の日焼け対策に気をつけている方は、意外と少ないんだそうです(私みたいに!泣)

顔も、すっぴんの状態で紫外線を浴びると、真皮まで届く紫外線A波(UVA)の影響でシミやシワ、たるみなどの老化現象が起こったり、表皮に強く作用する紫外線B波(UVB)の影響で炎症や赤みが起きたり、さまざまな肌トラブルの原因になることは有名ですよね。

では、髪が日焼けする(紫外線をたくさん浴びる)とどうなるのか、調べてまとめてみました!

  • キューティクルがはがれやすくなる
  • 髪が乾燥しツヤがなくなり、パサつきが多くなる
  • 髪の柔軟性がなくなり、切れ毛や枝毛が増える
  • 紫外線がメラニンを分解するので、髪の色が褪せて赤茶けた色になる
  • カラーの色も落ちやすくなる
  • 髪の老化が進行し、抜け毛や薄毛、白髪が増えやすくなる

キューティクルがはがれやすくなる

髪を気にする女性のイメージ 髪の一番外側を覆っているキューティクルが紫外線の影響でめくれたり、はがれてしまうと、髪の中のたんぱく質や保湿する成分が流出して髪の水分がなくなります。これが髪の乾燥やパサつき、ツヤがなくなるなどの原因のひとつになります。

また、強い紫外線は髪内部のシスティン結合(タンパク質やアミノ酸がしっかり結びつき、髪の強度を保っている構造)も切断してしまいます。このダメージにより、切れ毛や枝毛、抜け毛が増えてしまうと言われています。

髪の毛が褪せて赤茶けた色になる

紫外線は、髪内部のメラニンを分解してしまいます。
髪内部のメラニンが髪の色(日本人ですとほとんどが黒)を保っているのですが、そのメラニンが紫外線によって分解されてしまうと、髪の色が褪せて赤茶けたような色になってしまいます。

ヘアカラーを行っている髪は退色が起こりやすくなっているので、特に注意が必要です。

※ 髪内部に存在するメラニンには、紫外線を吸収し髪を守る大事な働きがあります。ですがヘアカラーは、好みの色を発色させるためにメラニン色素を分解して脱色してしまいます。

ヘアカラー後の髪は、紫外線防御力が高いメラニン色素が少なくなっている&紫外線防御力がほとんどない染料の色素が混在している状態で、紫外線の影響を受けやすくなっています。

髪の老化現象が進む

顔のお肌が紫外線をたくさん浴びると、光老化という加齢などに関係ない老化現象が起きてしまうのはご存知でしょうか?

頭皮にも同じように老化現象が起きるんです。髪の毛をつくる元になる毛母細胞がダメージを受け、正常な働きが出来なくなることで、抜け毛や薄毛が進んでしまうと言われています。

また、毛根にある髪を黒くさせる細胞が破壊されてしまうと、白髪が増える原因の一つになるのだそう。

・・・ Σ(゚□゚*)エエッ!?

これって、髪トラブルのほとんどですよね!?

若いころに買った帽子が似合わなくなってきた(汗)ので、面倒くさいからかぶんなくてもいいや!なんて新しい帽子も探さず、子どもの外遊びに何時間も付き合っていれば、そりゃあ髪も痛みまくりますよね・・・。

では髪を日焼けから守るにはどうしたら良いのか? 調べましたよー!

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美髪を保つためにしたいこと

髪の毛には自己修復機能がないので、気付いた時が髪の日焼け対策の始め時です!(私も今日からします!)
というわけで、調べた対策法をまとめました! (・`ω´・ ●)キリッ

  • 帽子をかぶる
  • 日傘をさす
  • UVカット機能つきのスプレー、トリートメントやスタイリング剤を使う
  • 紫外線が強い時間帯の外出を避ける

帽子をかぶる

麦わら帽子と海の写真 誰にでも簡単に出来る対策法の一つです(と言いつつ、似合う帽子を探すのが難しい私ですが!)

UVカット機能のついたツバの広い帽子や、通気性の良い麦わら帽子だと、頭皮の蒸れ防止や熱中症対策としても効果があるのでオススメです。

日傘をさす

最近の日傘はUVカット加工(効果は3~5年)されているものが多いため、表面の色は何色でも大差はないそうです。

ただし、日傘の内部の色には注意が必要!黒は紫外線を吸収し白は紫外線を反射することで紫外線を防止しています。

内部の色が白だと、地面や壁などからの照り返しを日傘の内部の白い生地が更に反射させ、その紫外線を浴びてしまうことになります。なので内部の色は黒や黒に近い濃い色をオススメします。

UVカット機能つきのスプレーなどを使う

髪にも使える日焼け止めスプレーなども、良い香りのものやUVカット効果が高くウォータープルーフタイプのものなど、色々出ていますね。効果が高い=成分が強いことも多いので、はじめて使用する場合はパッチテストを行った方が良いようですよ。

日焼け止めスプレー以外にも、最近は洗い流さないトリートメントやスタイリング剤にもUVカット機能をつけているものがあるので、スプレーが合わない方はそちらで合うものを探してみても。

紫外線が強い時間帯の外出を避ける

午前中のイメージ 一般的に、紫外線が強いのは午前10時~午後2時までの4時間と言われています。この4時間を外で過ごすと、(日陰や照り返しなどで誤差はあるものの)1日の紫外線量の約半分を浴びてしまうのだそう。

お出かけの時間がずらせそうな時は、午前10時前、または午後2時以降に外出するのがオススメです。

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あとがき

超ズボラな私はプリン頭になるのが目に見えているので、ヘアカラーはせず黒髪で過ごしていました。
もともと真っ黒な髪だったので、カラーリングしていない私の髪はもちろん真っ黒。

帽子を余りかぶらず外出(主に子供の外遊びなど)していた私の髪の、陽があたった部分がほんのり赤っぽい茶色に見えて、のんきに喜んでいた私。

・・・いやソレ、思いっきり日焼けしてるんじゃん!!!!!

天国から地獄に落とされた気分でしたー泣。
ちゃんと紫外線対策しようっと・・・。

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