夏も終わりに近づくと、スーパーやドラッグストアの一角で始まる花火の処分セール。
3割引きになっていたり、半額になっていたり、とっても魅力的なお値段なんですよね。

子供が喜ぶかな~なんて買ったものの、結局使わず早1年…。

母あわわ

1年放置したら、きっと湿気ってますよね…

花火をそのまま捨てるわけにはいかないので、どのような捨て方をすれば大丈夫なのでしょうか。

今回は、未使用花火安全処分する方法について、調べてまとめてみました。

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未使用の花火の安全な処分方法は?

家庭用のおもちゃ花火セット開封もしてないし、ポイッと燃えるゴミに捨ててしまいたくなりますが…花火は火薬を使っていますので、最悪の場合爆発してしまいます!

花火は自治体によって捨て方(可燃ごみ・不燃ごみ)が違います。更に花火の種類により、捨て方にちょっとだけ違いがあるそうです。

家庭で楽しめる花火というと、

手持ち花火

打ち上げ花火ロケット花火

ですね。
それぞれの処分方法を、日本煙火協会のHPを参考にさせて頂きながら、ご紹介しますね!

手持ち花火

手持ち花火というと、線香花火などのことです。

前述しましたが花火には火薬が使ってありますので、捨てる前にこの火薬部分を水に浸け、引火しないようにすることが大事になります。

水を張ったバケツのイラスト具体的には、

● 水を張ったバケツに花火を入れて、数日浸しておく

最低でも一日以上は水の中で放置して下さい。

※ 事前に花火の火薬部分をほぐすようなことは、大変危険なので絶対にしないで下さい。

火薬の部分にまで水が浸透した花火を、しっかり濡らした新聞紙で包むことで、更に安全性が高まるとも言われています。
その後は、お住まいの自治体の指示に従い、燃えるゴミまたは燃えないゴミとして捨てて下さい。

自治体によって、花火は、

● 可燃ごみ
● 不燃ごみ

と定めている事が違うので、ぜひ確認をして下さいね。

ちなみに我が家が住んでいる地域に配られているごみ収集の曜日を書いた紙には、花火は水に浸した後に可燃ごみ、と記されていました。

打ち上げ花火・ロケット花火

打ち上げ花火やロケット花火のイラスト打ち上げ花火やロケット花火は、手持ち花火とは構造が少し違うようです。

なので日本煙火協会に処分方法についてお問い合わせメールを送ってみました。
数時間後に返信がありました(早い!)ので、ご紹介しますね。

手持ち花火やロケット花火は、満水のバケツに花火を数日浸けた後、ごみとして処分して下さい

中の火薬が濡れてダメになってしまうように数日間完全に水に浸けて下さい、ということですね。

母あわわ

満水、という言葉が物語っていますね…

手持ち花火と比べて水が浸透しにくい構造になっているようなので、1週間くらい浸けておくと安心かもしれません。

花火なんて一晩くらい浸けておけば大丈夫だろう、っていうイメージがあったので、この日数は驚きました。
真夏だと1日ごとに水分が蒸発してしまうので、バケツは日影に置いたり、水の量の確認が必要になってきますね。

(時短のために花火の外筒などを剥がしたりして、花火を解体し火薬を取り出すような行為は大変危険です!)

未使用の花火を捨てるのには、数日~1週間は、しっかり水につけておくのが安全性が高いということですね。

ちなみにですが、花火は一般的には10年ほどは品質が変わらないそうです。

とは言っても湿気て火が点かなくなってしまっては処分の対象になってしまうので、湿気ないように保管すればOKということですよね。

我が家では買った花火を開封しないで保管する時、火の気のないところにとりあえず置いとく(端っこに立てとく)という、割と雑な方法をとってしまうのですが…
良い機会なので、未使用の花火の保管方法についても調べてみました。

未使用の花火の保管方法

未使用の花火を保管する時に気を付けたいことを挙げると、以下のようになります。

湿気の多い場所を避ける

火気のある所は厳禁

直射日光が当たらない場所が良い

高温にならない場所に保管

何かの下敷きにしない

日本煙火協会のHP(のデジタルカタログ)には、一般的に花火の品質は、10年ほどは問題がないという記載がありました。

上記のことを守り、正しく保管していると、花火は数年なら問題なく遊べるということですね。

母にっこり

ちなみに10年を過ぎた花火はどうしたらよいかと言うと・・・
これも日本煙火協会の方にお尋ねしたら、火が点かなくなっている可能性があるので正しい方法で処分して下さい、とのことでした。

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後記

まとめ

● 未使用の花火の処分方法

【手持ち花火】
水を張ったバケツに最低でも1日以上浸す
捨てる時は濡れた新聞紙に包んでから捨てると安全性が高まる

【打ち上げ花火やロケット花火】
構造上、水が浸透しにくいので、満水のバケツで数日間水に浸す(1週間くらいだと安心)
夏場は水が蒸発しやすいので、バケツの中の水量にも注意

※ 不燃ごみか可燃ごみか、各自治体に要確認

● 未使用の花火の保管方法

・湿気の多い場所を避ける
・火気のある所は厳禁
・直射日光が当たらない場所が良い
・高温にならない場所に保管
・何かの下敷きにしない

正しく保管すれば数年~10年は問題なく遊べる

我が家に1年放置された未使用の花火を捨てるつもりで調べたのですが、正しく保管すれば10年程度は大丈夫とのことでしたね。

保管場所とかは全く気にせず適当に置いておいたので(さすがに火気や直射日光には気をつけていますが)、やっぱりちょっと怖いなぁと。

もったいないけど今回はごめんなさいして、この反省を次に生かします・・・。

また秋口に半額で買ってちゃんと保管しておきます!

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