PRKについて

行き詰っていたとはいうものの、全体的に見ると近視矯正手術は、初期のものに比べるとかなりの進歩で、この時点でもすでに300万人の人に手術が行われていました。
つまり、安定した成果を出すための最後のあと一歩で苦しんでいるという状態なのでした。
この課題を克服するためにメスに代って登場したのは、"エキシマレーザー"と呼ばれるレーザーでした。
これによってメスやカンナを使わないで、医師が直接角膜に触れることなくモニターで角膜の様子を見ながらレーザーのみで行うことができるようになりました。
"PRK"の手術ではまず、点眼麻酔が行われ角膜の表面にある角膜上皮が"エキシマレーザー"の照射によって取り除かれますが、取り除かれることなく角膜上皮ごとレーザーを照射する場合もあります。
いずれも角膜の中心部に "エキシマレーザー"が照射されて、ボーマン層と角膜実皮を削って角膜の厚さを調整する治療が施されます。
その後は、抗生剤が点眼されて角膜上皮が取り除かれている場合には治療用のコンタクトレンズが装着され、角膜上皮が再生されるまでの3日~1週間程度装着しておくことになります。
この方法は、レーザーを使って角膜の厚さを調整することで、近視を矯正しようとするもので、レーザーを用いることによって医師の技術に関係なく93%以上の確率で理想的な結果を得ることができるようになったのだそうです。
"角膜表層切除術"の"PRK"はこのように、安全性や正確性といったものが従来の手術に比べると飛躍的に高まり、日本でも"PRK機器"は21世紀に入って厚生省で認可されています。
"PRK"ではレーザーを用いるために手術中の痛みはありませんが、手術後に痛みが生じたり手術後に視力が安定するまでに1ヶ月程度もかかってしまうという難点もあります。
またこの手術では、新たに再生する角膜が混濁してしまうこともまれにあると言われますが、角膜上皮を完全に再生させるために、"レーシック"よりも眼球の強度を保つことができるとも言われています。
"エキシマレーザー"を使用するという点は"レーシック"と共通していますが、"レーシック"のように角膜フラップ(:角膜の表面を薄く切り取った円形のフタのようなもの)を作らないために眼に衝撃が加わる可能性のあるようなスポーツ、たとえば格闘技をする人などにも向いているようです。
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レーシックを受ける前には、レーシックのマニュアルとしてお役立てください。
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